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「甘いものが好きな人」

   

むし歯ができやすい人ってどんな人?

っと聞くと、
甘いものが好きな人
っと答えてくれる方も結構多いです。

これは、半分事実で
半分は、そんな事ないなぁ
というのが、私の実感です

むし歯は、私たちが食べた物に含まれる発酵性の炭水化物を
細菌が代謝して酸を出すことで、発症します。

発酵性の炭水化物とは、
食物繊維を除いた食べ物全てです^^;

ほとんどの物を、何食べても
細菌は代謝して酸を出すことが出来るのです。

そう考えると、一日の飲食回数がとても大事になってきます。
一日、3回しか食べない人と
一日、5回ぐらい何かを食べている人。
さらには、だらだらと、飲み物飲んだり食べたりしている人。

むし歯になる、なりやすさ(リスク)は、かなり変わってきます。

当然、飲食回数が少ない人は、
リスクも低いですが
飲食回数が多い人は、
リスクが高いですね。

患者さんのお話を聞いていると

甘いものが好きな人=チョコチョコと食べ続けている人

そんな関係性が見えてきます。

実際、囚人を対象といた研究で
飲食回数を制限した場合と、しなかった場合の
むし歯の出来やすさは、大きな違いが報告されています。

どうしても、止められない人は
せめて、食事の直後に食べましょうね。
また、
飴ぐらい、、、
砂糖入りのコーヒー一口位、、、
フリスクなら、、、、

何かと、自分に都合のよい言い訳をしながら
やめらない方も多いですね。

もちろん、食べる物の種類によって、
酸を出すまでの時間、出し続ける時間は違います。

ソフトクリームのように、一瞬で溶けるものと
飴のように、ずっと口の中に残っているものでは
リスクの差は歴然としています。

特にこの時期、
花粉症の対策として、飴をなめ続ける方が多いのですが
歯科にとって、これほど天敵なな物質はありません。

代替甘味料を使用した食品もありますが、
もちろん食べないほうが良いですよ。
むし歯になるリスクは、白砂糖よりはもちろん低いですが、
そもそも、工場で作られた食品ですから、
接種しないで済むに、越したことはありません。
それと、一切の砂糖接種を辞めた方。
不思議な事に、例え神経の近くまで進んでいても
むし歯の治療の時に、痛くないんです。

そして、むし歯の時の急性症状も和らいでいます。

この辺りの関係性は、経験談として諸先輩から聞いていたり
患者さんの体験談からの感想なので、
エビデンス(根拠)は全くありませんが
臨床実感としては、確実に感じています。

精製された白砂糖は、
本来、必要のないもの。

勇気をもって、止めてみませんか。

 - 医院ブログ

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